2020年4月1日より、「日本イギリス児童文学会」は「英語圏児童文学会」に名称を変更いたしました。

英語圏児童文学会(旧・日本イギリス児童文学会)は、1970年12月1日に設立された、英語圏児童文学の研究を目的とする会です。年1回全国大会を開催するほか、支部ごとに例会や研究会を開いています。大会や例会は、会員でない方もご参加いただけます。お気軽にどうぞ。

お知らせ

◆What's New

2024.03.07  『Tinker Bell』原稿募集および「『論文とは何か』をもう一度考える」を掲載しました。

2024.02.23   東日本支部 2024 春の支部例会のお知らせを掲載しました。

2024.02.17   西日本支部 春の研究会のお知らせを掲載しました。

2024.02.06   グレーテル座第4回公演『ミッドナイト・ガーデン』についてを掲載しました。

2023.12.25   2024年度東日本支部春の例会と研究発表募集のご案内を掲載しました。

2023.12.25   第19回国際グリム賞受賞クレア・ブラッドフォード博士講演会のご案内を掲載しました。

2023.09.22   第53回研究大会詳細情報を掲載しました。

2023.08.16   西日本支部秋の研究会のお知らせを掲載しました。

2023.06.26   英語圏児童文学会第53回研究大会のご案内及び同大会研究発表についてを掲載しました。

2023.06.25   やなせたかし文化賞についてを掲載しました。

2023.05.22   西日本支部夏の講演会のお知らせを掲載しました。

2023.03.30 西日本支部夏の講演会・支部会予告を掲載しました。

2023.02.14 内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明を掲載しました。

2022.04.07 ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明を掲載しました。

2020.10.14   日本学術会議会員任命拒否に対する抗議声明文についてを掲載しました。

2020.10.05   西日本支部 連絡先変更とメールアドレス登録のお願いを掲載しました。

◆メーリングリストにご登録ください。

 

2023年6月中旬より、新しいメーリングリストの運用を開始しました。

全会員に向けての周知事項はメーリングリストを通して連絡しております。

まだメーリングリストを通した連絡を受信できていない方は、必ず事務局にご連絡ください。

◆『Tinker Bell』原稿募集について

 

英語圏児童文学会の学会誌『Tinker Bell 英語圏児童文学研究』の募集・執筆要項(2024年度版)です。

(会報2024年春季号に掲載されたものと同じです)

 

原稿の締切は9月末ですが、7月に事前登録締切がございます。

そのほか投稿に関する注意点等、詳しくは本文書をご参照ください。

 

論文を投稿予定の方は、必ず「『論文とは何か』をもう一度考える」」を熟読の上、原稿を提出いただきますようお願いいたします。

(会報2024年春季号に掲載されたものと同じです)

 

 

『Tinker Bell』原稿募集について(2024年度版)HP掲載用.pdf
PDFファイル 310.2 KB
「論文とは何か」をもう一度考える(『Tinker Bell』第69号編集委員会)
PDFファイル 242.9 KB

◆グレーテル座第4回公演『ミッドナイト・ガーデン』について

 

英語圏児童文学会は、一般社団法人グレーテル座の第4回公演・ミュージカル『ミッドナイト・ガーデン』(原作:フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』)を後援することとなりました。

当学会会員を対象とする優待チケットがありますので、会員専用ページ掲載のチラシからお申し込みください。

 

公演日時:4月28日 18時

4月29日 13時、17時

会場:セシオン杉並ホール

 

◆東日本支部 2024 春の支部例会のお知らせ

 

東日本支部の春の例会を下記のように開催いたします。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
大学院生や若手研究者の方からご要望のありました交流の機会につきまして、
アーリーキャリア・フォーラムとして開催いたします。
今回は、お互いの研究について知り合うネットワーキングの時間を持ちます
大学院生、若手研究者の皆さま、奮ってご参加ください。また、ご担当の学生さんにも
ご紹介頂ければと存じます。
 
また、『快読「赤毛のアン」』(彩流社、2014)、『快読「ハリー・ポッター」』(小鳥遊書房、2022)などの著者でいらっしゃいます菱田信彦先生にご講演頂きます。
感染症予防のためにしばらく開催を控えておりました懇親会ですが
こちらも開催する運びになっております。
東日本支部 春の例会
*ハイフレックス(会場&Zoomリアルタイム配信)開催
*どなたでも歓迎! 事前申し込み制です。会場にご来場予定の方もPeatixからお申し込みください

 

 

◆お問い合わせ:jscleast@gmail.com

日時:2024年5月25日(土曜日)
場所:共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス *棟と部屋は4月以降、お知らせします。
   最寄駅 神保町駅A8出口
   アクセスURL https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/access/kanda/
   ハイフレックス(対面とZoom併用)開催

参加費:一般(会員・非会員)500円、学生(会員・非会員)無料

・プログラム概要
12:30-13:20  アーリーキャリア・フォーラム:ネットワーキング(対面のみ、昼食持ち込み可)
*児童文学、児童文化、英語圏の文学などを専攻する大学院生を中心とした交流・情報交換の
 時間です。
*対象:大学院生(修士課程、博士課程)、博士論文執筆中、あるいは執筆を考えている方、
 大学院入学を考えている学部生、若手研究者。 
*会員以外の参加も大歓迎です。

13:20   オンライン参加者入室開始
13:30 例会 開会
13:35-14:10  研究発表       司会:西村醇子  
           シーエン(アリス)ミョウ(日本女子大学大学院 博士課程)
          「はろるどの冒険と翻訳: 自由意志の存在とメタフィクション性の探求」

14:30  英語圏児童文学会 東日本支部 支部会

15:00  講演:菱田信彦(川村学園女子大学) 司会:松本祐子 
「“They should at least see what they’re picking up” :  ハリー、ロン、ハーマイオニー
 それぞれの “人種問題” へのとり組み」

17:00  例会終了

17:30-19:00  懇親会  リブコモカフェ・ラシュレ 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス
        2号館2階
*会員・非会員を問いません。学生2, 000円 一般4,000円
*イベント申し込み時、フォームに参加の記入をお願いします。
*当日、受付にて現金で納入をお願いします。
20240525 東日本支部 春の例会 チラシ.pdf
PDFファイル 1.3 MB
2024 東日本支部 春の例会 研究発表要旨 .pdf
PDFファイル 144.9 KB

★西日本支部 春の研究会のお知らせ

 

西日本支部 2024年春の研究会について

・以下の要領で開催予定です。

 

春の研究会(オンラインライブ)

➤日 時: 2024年3月9日(土)14:00~15:30頃

●オンラインライブ開催(zoom会議)*研究会終了後のビデオ配信はありません。

●参加費無料(事前申し込み制)

◆申し込み期限:3月6日(水)

 

【研究発表】

1.菱田志乃(京都大学人間・環境学研究科)

「混乱のスティグマ:ダイアナ・ウィン・ジョーンズWitch Week におけるチャールズの傷“blister”」

 

*発表要旨

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作、クレストマンシーシリーズのWitch Week (1982) はwitch(魔女)が火刑にあう世界であること以外は一般的なイギリスの80年代の寄宿学校が舞台である。物語の主要人物の一人であるチャールズ・モーガンは自分がwitch (魔女)であることを知り、火刑を恐れながらも魔法を使わずにはいられない状態となる。彼は魔法を使わないための戒めとして自分の指を焼くという自傷を行う。その時に出来た指の傷“blister” はその後も何度も登場する。先行研究ではチャールズの言葉の使い方に注目されていたが、指の傷については詳しく取り扱われてこなかった。本発表では指の傷“blister” がスティグマとなる点に着目し、チャールズの混乱をいかに描いているかを明らかにする。

 

2.英語圏児童文学研究会伊達桃子・神村朋佳・竹村理世・藤原典子

「英語圏児童文学研究会(CCLE)活動報告その1:若い読者に古典を届けるために」

1. Little Women and Meに見るメタ・フィクションの功罪

2. Spinning Silverに見る昔話の語り直し

 

*発表要旨

英語圏児童文学研究会(Circle of Children's Literature in English, CCLE)は、1998年に関西で発足した児童文学愛好者による研究会。現代作家の代表作や新作を中心に、英語圏の児童文学を輪読する活動を行っている。現在まで110冊以上の本を読了し、初期の活動は『英語圏の新しい児童文学―クローディアからハリー・ポッターまで―』(彩流社、2003年)にまとめられているが、2010年以降の活動について、今後随時テーマを決めて発表を行っていく。

今回は、『若草物語』を下敷きにしたLauren Baratz-LogstedのLittle Women and Me (2011)、および昔話の「ルンペルシュティルツヒェン」「シンデレラ」をモチーフに取り入れたNaomi NovikのSpinning Silver (2018)を取り上げ、若い読者に届くように古典的な物語をアップデートしていく手法について考える。

 

詳細・申込はPeatixにて。

→ https://seminar02-2023-jsclewest.peatix.com

 

 

2024春の研究会案内(西日本支部).pdf
PDFファイル 702.1 KB

◆2024年度東日本支部春の例会と研究発表募集のご案内

 

2024年度東日本支部春の例会と研究発表募集のご案内です。

詳細は PDF ファイルでご確認下さい。

 

 

 

2024年度東日本支部春の例会と研究発表募集のご案内.pdf
PDFファイル 460.1 KB

◆やなせたかし文化賞について

 

やなせたかし文化賞への推薦希望者を募集いたします。

詳細はメーリングリストまたは会員専用ページからご覧ください。

内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明

英語圏児童文学会、絵本学会、日本児童文学学会はかねてより、日本学術会議の会員任命拒否の撤回を求める共同声明を発表してきましたが、2022126日に内閣府が発表した「日本学術会議の在り方についての方針」には、「会員等以外による推薦などの第三者の参画」「日本学術会議会員の任期も踏まえ、できるだけ早期に関連法案の国会提出を目指す」といった見過ごすことのできない内容が含まれています。

 そもそも政府は、2022年夏までにこの件に関しての方針を発表すると約束しながら、それを果たしていません。そこにこの唐突な改革のための法改正案提出です。

日本学術会議は、会長談話として「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」、また会長コメント「「日本学術会議の在り方についての方針」の公表について」を発表しましたが(20221128)、我々三学会はこれを全面的に支援するものです。学術会議の独立性を尊重し、学問の自由を堅持するために、これら関連法案の国会提出の中止を求めます。

 

20232

◆会員情報

 

 このたび、会員の梅野愛子氏が「日本児童文学学会創立60周年記念論文」募集に応募された論文「包摂と排他:絵本Julian is a Mermaidにおけるジェンダーアイデンティティ承認の描かれ方」が、佳作に選出されました。おめでとうございます。

(本件は、20221019日付で発表されました)

 

◆ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明

 

 私たちは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、とりわけ子どもたちを含む民間人への攻撃に対して、強く抗議します。

 これは、当該国の人々の安全と生活を脅かすだけではなく、世界中を危機に陥れることが懸念されます。

 児童文学・児童文化を研究する団体として、英語圏児童文学会・絵本学会・日本児童文学学会は、世界中の子どもたちの平和と安全と文化的な生活を心より願い、武力ではなく協調と対話による一刻も早い平和的解決を求めます。

 

 202247

  英語圏児童文学会理事会(会長・川端有子)

絵本学会理事会(会長・藤本朝巳)

  日本児童文学学会理事会(会長・宮川健郎)

◆日本学術会議会員任命拒否に対する抗議声明文について

 

2020年10月14日に、日本児童文学学会・絵本学会・英語圏児童文学会の三学会から、内閣府宛に添付ファイルの文書を送付いたしましたので、ご報告いたします。

 

日本学術会議第 25 期新規会員任命に関する緊急声明.pdf
PDFファイル 269.5 KB