日本イギリス児童文学会のご紹介

出版物

■ Tinker Bell(日本イギリス児童文学会会誌)

 

当学会では、年に一度、論文集を発行しています。

これまでの論文集の内容や在庫は、次をご覧下さい。

Tinker Bell No.1~55 目次
『日本イギリス児童文学会40年記念誌』からの抜粋
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■ 現代英米児童文学評伝叢書

 

学会創設30周年記念事業として刊行している全12巻の叢書(現在10巻刊行)

 

【出  版】 KTC中央出版、2000年~


【編集委員】 谷本誠剛、原 昌、 三宅興子、吉田新一

20世紀から現在まで活躍した英米およびカナダの児童文学作家たちのなかから精選した12人について、その<人と生涯>を明らかにし、作品小論を加え、原文の香りにも触れられるように編纂した叢書です。


これまでにない評伝であり、児童文学を愛好するものにとって児童文学への関心がいっそう深まるよう、また研究を進めるものにとって基礎文献となるように編集されています。

 

(全12巻)

  1. ローラ・インカルス・ワイルダー
  2. L.M.モンゴメリー
  3. エリナー・ファージョン
  4. A.A.ミルン
  5. アーサー・ランサム
  6. アリソン・アトリー
  7. J.R.R.トールキン
  8. パメラ・L.トラヴァース
  9. ロアルド・ダール
  10. フィリパ・ピアス
  11. ロバート・ウェストール
  12. E.L.カニグズバーグ

■ 英米児童文学ガイド 作品と理論

 

英語圏の児童文学の代表的な作品を取り上げて、作品の読み方や研究の方法を示し、あわせて児童文学の分野に特定化して批評理論を解説した文学ガイド。

 

【出  版】 研究社出版、 2001年
 
第1部「研究へのアプローチ」、第2部「批評の理論と方法」では英語圏の代表的な作品を取り上げ、最新の情報を踏まえて作品の読み方や研究方法を具体的に展開するとともに、今後期待される研究への視点や新たな読みを示唆する。また、児童文学の分野で最近の批評理論も取り上げ、巻末付録に、国内外の研究機関の紹介や最新の情報の集め方などを示した。

 

 

【目  次】

 

序章 児童文学とは何なのか ― 「啓蒙」と「想像力」

 

第1部 研究へのアプローチ ―  作品とジャンル

  1. 『マザーグース』 ― ナンセンス・遊び・絵本
  2. 『三匹のこぶたのお話』 ― 昔話と児童文学
  3. 『ピーターラビットのおはなし』 ― 絵本固有の批評基準を探る試み
  4. 『クマのプーさん』  ― 父と息子が遊ぶ<魔法の森>
  5. 『ホビットの冒険』論 ― 道化としてのホビット
  6. 『不思議の国のアリス』 ― 言葉遊びに隠されたヴィクトリア朝社会の現実 
  7. 『砂の妖精』を読む ― 伝統か転倒か
  8. 『宝島』 ― 冒険物語の金字塔
  9. 少女の想像力、観察力、表現力 ― 『赤毛のアン』
  10. 『秘密の花園』論 ― 自然の力と心の癒し
  11. 「小さな家」シリーズにおける家族像
  12. トム・ソーヤーの読み方 ― 写実性と記号性
  13. 『トムは真夜中の庭で』 ― 黄金時代のタイム・ファンタジー
  14. 『ピーター・パン』論 ― 子ども部屋から飛び立った子どもたち
  15. 『足音がやってくる』 ― 家族の中の魔法
  16. 『マチルダはちいさな大天才』 ― 「子ども読者の支持」をどうとらえるか 
  17. 『弟の戦争』 ― 戦争を見る視点


第2部 批評の理論と方法
 児童文学と批評理論 ― はじめに

  1. 物語論と児童文学
  2. 読者反応批評
  3. 心理学批評
  4. フェミニズムの批評
  5. 多文化主義とポストコロニアリズム
  6. カルチュラル・スタディーズの地平
  7. 国際間の受容と影響・対比 ― 比較文学の方法から

 

批評用語解説
付録1  国内外の研究機関・学会・研究誌他の情報および情報の集め方

付録2  20世紀英語圏児童文学年表